2020年 新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
今年も二年連続で海外から年越しを迎えました。
この記事はスペインに向かう上空やスペイン国内の移動中に書いています。
2019年も、無事?小規模企業の共同経営者&独立診断士として一年を乗り越えることができました。毎年恒例の振り返りと2020年の抱負を書きたいと思います。
2019年の活動の実績
商工会議所/商工会/支援機関のセミナー講師 登壇
2019年は、計10回、セミナー講師として登壇する機会を頂きました。
- 小売起業向け 店舗と通販の選択の秘訣(tokyo創業ステーション)
- 軽減税率対策とPOSレジ活用(商工会議所/商工会)
- 売り上げをあげるSNS活用セミナー(東京東信用金庫/商工会議所)
これまでの実績は、こちらのページに纏めています。
顧問先/アドバイザー契約先訪問
2019年の中で、一番力を入れた活動がこちらの部分です。
FYSコンサルティングの取締役として担当する4社の定期訪問、及び、中小企業診断士として中小機構へのアドバイザー活動を行いました。
主な活動内容は以下になります。
E-SODANプロジェクトの推進支援
中小機構の先鋭的な取り組みであるプロジェクトのアドバイザーとして活動しました。
E-SODANについては、次の記事で記述しています。
IT新規事業の検討とVC資金調達
リーン・スタートアップのプロセスをベースに議論を継続しています。2019年資金調達の目標はいくつかのピボットが生じたために実現できませんでしたが、主要2社を引き続きシード期・シリーズA期の暗中模索を楽しんでいきたいと思います。
こっそりと、シリーズA期でありリリース済みの1社の方のサービスを紹介します。
脳理論をベースにしたE-ラーニングシステムで、チームでの学習を促進するものです。
定着率の高い学習が可能で、企業向けの社員研修などに導入されています。
社外CIO・情報システム部門代替
社内にIT人材がいない会社のIT戦略や情シス機能の代替をしています。
飲食業や物流業など、一般的にITに疎い企業の支援が中心です。
経営総論の相談、 専門家派遣やスポットコンサルタント
いわゆる社長の雑談相手ですね。新規拡大の意見交換やクラウドファンディングの検討などもしています。
不定期に依頼があった時に実施しています。2019年は、以下の活動を実施しました。
- IT活用診断の専門家派遣
- 清掃業の会社案内パンフレット制作ディレクション
- クラウドファンディングのディレクション
クラウドファンディングの相談が立て続けに2件あり、2020年初を楽しく活動できそうでありがたいです。クラウドファンディングの活動についてはこちら。
ホームページ制作
2019年は、これまでよりはホームページ制作案件を余り受注することができませんでした。補助金とセットで実施するケースが多くありましたが、補助金に関連する営業活動にあまり力を入れなかったことが原因です。
自社事例と提携先制作を含めて紹介したいと思います。
<田中和弘税理士事務所>
こちらの税理士事務所のホームページを制作しました。
当サイトと同じテーマ「Luxeritas」を用いて、2~3週間程度の制作期間です。
<当ブログのテーマ切り替え>
もともと用いていた「Emanon Pro」から、「Luxeritas」にテーマを切り替え、ビジュアルデザインをいくらかカスタマイズしました。
切り替えの意図と結果については、いずれ詳しく紹介したいと思いますが、主な目的は表示速度の改善です。
<FYSコンサルティングのLP>
初のLP制作を、弊社FYSコンサルティングとして制作業者とともに実施しました。
<商店街ホームページの制作(継続中)>
Jimdoを用いて制作を行っています。現在、鋭意推進中です。
資金調達・補助金
ほとんど、既存取引先やその紹介から支援するケースです。
補助金業者はよくやるよなぁというのが正直な感想。とりあえず実績を記載したいと思います。
①小規模事業者持続化補助金 約15社 採択支援
全て、顧問先もしくはその紹介による相談です。採択率は100%でしたが、そもそも2019年の採択率自体が約90%なので、大したことはないですね。
②ものづくり補助金申請支援 1社
こちらも紹介による相談です。まあ、物書き作業自体は嫌いではないので、たまにはいいかという感じ。
③銀行融資の獲得のための事業計画策定支援 3社
事業計画作りや金融機関へのつなぎを行っています。
補助金よりも、DeptやEquityでの資金調達の方がサポートしていて楽しいです。
一番楽しいのは、VCからの調達支援ですね。新規事業の推進の一部としてサポートしています。泥臭く闇の中を歩く日々ですが、明るい光を目指してひたすら歩みを進める感じが楽しい。
そんな感じで振り返ってみると、ITとしての軸は持ちつつも実施したい方向性は大分定まってきたように感じます。
2020年の抱負と宣言
自身の活動指針となる行動理念のイメージが定まったので行動に具現化する
知人の中小企業診断士に紹介頂いた書籍を読んだことがきっかけで、自分個人の活動・経営理念となり得る想いが芽生えました。中小企業診断士であれば、必ず読むべき書籍だと思います。
行動指針は、「日本の明るい未来に貢献すること」。
行動の基となるミッションは、「日本の中小企業数の比率、就業人数の比率を減らし、大企業化を促進すること」です。
上記の書籍で指摘されていますが、日本が抱える問題点の本質は中小企業数が多すぎる事であると考えています。
特にIT専門家の視点からすると、非効率極まりない中小事業者が多すぎる。そして、小さい企業はIT化に後れを取り、経営者の思考として大きな成長は望めないパターンが殆どです。
ならば、中小企業診断士として自分ができることは何か。行動の指針として、次のように考えています。
- 日本にインパクトを与えうる企業への成長を目指す経営者を支援する
- M&Aを中心とする前向きな統廃合を支援する
- ITを活用した効率的な経営を支援する
これを具体化できる取り組みを、今後一貫して増やしていきたいと思います。
で、2020年に何をしようか…
となる訳ですが、常々宣言していますが、0ベースから上場までお互いに信頼関係を持って付き合える共同経営者を3人ぐらい見つけて、共に成長したい。それが、今の野望です。
もう一つの野望は、ちょっと余談的になりますが、仲間を見つけて実業のオーナーになることです。
コンサル業で稼ぎ、実業で色々と挑戦する、という流れを作りたいと思っています。
とりあえず、実施してみたい事業はこんな感じ。
- 飲食業:特にカレー屋とか、コンセプトカフェ
- コワーキングスペース
- SaaSシステムの提供
いずれも、コンサル業との関連は深く、実業で実際に色々とチャレンジした結果を踏まえてコンサルに反映させ、新たなチャレンジを行う仕掛けにできる事業です。
まだまだやりたいこと、伸びしろしかない自分ですが、どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。