中小企業診断士登録・試験規則等の改正についてのパブリックコメント

経営者として中小企業診断士

1月27日、中小企業庁が「中小企業支援事業の実施に関する基準を定める省令及び中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則等の一部を改正する省令案」について、パブリックコメントの公募しています。

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中小企業診断士登録・試験規則等の改正についてのパブリックコメントが公開されています

主な改正内容

  1. 中小企業診断士試験の受験手数料の改定
  2. インターンシップ型実務補習の新設
  3. 現行実務補習の対象企業数の見直し
  4. 公示に係る官報掲載の見直し
  5. その他所要の改正

今後のスケジュール

公布:令和4年3月下旬
施行:令和4年4月1日

改正の趣旨・内容で気になる箇所は?

この辺りが気になるところですね。

(1)中小企業診断士試験の受験手数料の改定

1次試験の受験手数料 現行:13,000円 から、改正案:14,500円
2次試験の受験手数料 現行:17,200円 から、改正案:17,800円

値上がりですね。とはいえ大した金額ではないかな?

(2)インターンシップ型実務補習の新設

実務補習の一類型として、経験豊富なベテラン中小企業診断士による診断助言業務の現場に随行し、診断手法やノウハウ等の指導を受ける「インターンシップ型」の実務補習を新たに創設する。

これは、実務補習指導員の不足によるものでしょうか。2021年度の実務補習は不足して協会からアナウンスが流れるほどだったので、今後も受験者が増えていけば不足も継続すると思われます。その対策の一環でしょうかね。

(3)現行実務補習の対象企業数の見直し

実務補習(グループ学習型)における「診断又は助言を行う対象中小企業者数」について、より丁寧に実践的なカリキュラム構成のもとで実務を学べるよう「3社以上」を「2社以上」に改定する。

これは、15日間という要件は変わらないとすると、1社ごとの日数が増えたり負荷が変わったりということが考えられます。1社あたり5日間というのは、まあ総合診断をするには少ないかなとも感じるので、悪くはないのでしょうか。

他にもいくつかありますが、影響は少なそうです。

詳細はこちらから。

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