IT導入補助金支援事業者の説明会で明らかになった2019年のIT補助金の事情
株式会社FYSコンサルティングの高仲です。
弊社FYSコンサルティングは、昨年ホームページ制作のIT導入支援事業者として、何件かのホームページ制作およびWebシステム開発に携わりました。
今年もIT導入補助金が募集されますので、先日都内で開催されたIT導入支援事業者向けの説明会に参加してきました。
そこでの内容を記載したいと思います。
2019年のIT導入補助金について
昨年とは結構事情が変わっています。
その辺りを、特に気になった点について列挙したいと思います。
ホームページ制作は、原則、対象にならない
なりません。
うん。弊社にとってはちょっと痛い。
基本的にはホームページ制作は、「オプション」という位置づけになります。
サイト上の予約システムなど、readonlyのサイトではない、システム機能を持つサイトが要求されています。
具体的には、説明会の例から
- 双方向の要素を持つこと(お問い合わせフォームNG)
- インターフェースの役割を持つこと
- 入力された情報がDB等で管理され、業務に直結すること
が要件とされています。
なので、予約システムやCRMの機能を持つサイトであれば、オプションとして含められるでしょう。
金額によってA類型とB類型に分かれる
補助額が40万円~150万円未満ではA型、150万円以上を受給するにはB型の要件を満たす必要があります。
B型になると、必要な機能が多数要求されることになり、一括のパッケージシステムでないとなかなか難しい状況になります。
連携システムを多数持つシステムベンダー向きと言えるでしょう。
20個の機能に代わって10個のプロセスになった
なんのこっちゃ、と思うかもしれません。
説明資料を見ても、若干分かりにくいです。
業務改善や業務効率化のコンサルティングを実施している方であれば、機能をまとめて業務プロセスを改善しましょう!みたいな感覚で、理解できるかもしれません。
15日より支援事業者の登録申請が始まりました
始まりました。
弊社、FYSコンサルティングは、今年はどうしようかな…という状況です。
申請のメインであったHP制作は、今年は対象になりません。
ITツールはいくつか手持ちがあるので、それとコンサルティングを絡めて申請してみるか、コンソーシアムのみにするか、どうしようかな…というところです。
また申請をトライしてみたら、別途記事を作成したいと思います。