Microsoft Teams を使ったオンラインITプログラミング研修のサポートをしています
春は、新入社員研修の期間ですね。
2020年もいくつか企業研修案件を請けていたのですが、当然の如く、コロナウイルス感染症の影響を受けてます。
その一つで一番大きな案件であるIT企業向け新入社員のJava等のプログラミング研修も、例に漏れずオンラインサポートとなりました。
そこでは企業様の意向で、Microsoft Teamsを常時接続して研修をサポートする、という運用をしています。
企業研修の新たな進め方について、紹介したいと思います。
この記事は、こんな疑問や悩みを解決するヒントが欲しい方に適しています。
- 社員の研修や育成を今後どうしていくか検討中である
- IT人材を採用しているが、今後の育成の仕方に悩みがある
新入社員研修もオンラインで実施する時代
中小企業診断士として、経営コンサルタントとしての大きな事業軸の一つに、企業向け社員研修サービスがあります。弊社FYSコンサルティングも、毎年複数社の会社様から企業研修案件を頂いています。
ですが、コロナウイルス感染症の影響を最も受ける事業でもありました。
多くの案件は中止や延期になり、一部はオンラインでの開催として実施しています。
そのような状況の中で、Microsoft Teams を使ったIT新入社員研修のサービスについて実体験に基づく紹介をしたいと思います。
オンラインで行うIT新入社員研修とは?
IT新入社員研修サービスについて
私が社外取締役を勤める、株式会社アイ・スリーの志賀社長が提供するサービスです。
志賀社長は、Oracle社が主催する認定資格、OCJ-P(Oracle certified Java Programmer)の試験対策本「黒本」の著者でもあります。
ちなみに、志賀社長は私が新入社員として入社した会社のプログラミング研修に講師として指導頂いたのが五円でした。こうして、お互いに経営者として関係を続けていられることに驚きです。
IT新入社員オンライン研修の進め方について紹介
オンラインIT新人研修は、準備された動画を受講生たちが視聴しながら、自分たちで進捗を管理し、期間内の学習完了を目指すものになっています。
サブ講師は主にトラブルシューティングや質問対応が役割であり、演習中はそれなりにバグの相談なども受けたりします。それ以外は、常にMicrosoft Teamsで室内の様子が繋がっていますので、雰囲気を眺めながら四苦八苦する様子を見守るという役割です。
動画で準備されたコンテンツを視聴する、という仕掛けが、現在のコロナウイルス感染症の影響を考慮した相性のいい研修となっています。
講師が前に立って喋るだけでも、飛沫を考慮するとリスクがあると言わざるを得ないですしね。
新入社員研修の雰囲気を知りたい方は、志賀社長が公開するYoutubeを視聴するのがおすすめです。
研修動画の雰囲気を見ることができます。
ぜひ、チャンネル登録もしてみてください。
オンライン研修のシステムとしてMicrosoft Teamsを使ってみての所感
電話会議システムの選定は、研修企業側の都合もあります。
弊社FYSコンサルティングが運営を行う場合はZoomを採用するケースが多いですが、今回はTeamsを使っての運営となっています。
Microsoft Teamsは、Office365の高いプランに付随しているため、中堅規模~大手企業での採用率が高い印象です。
実際に使った所感としては、以下のような印象を持ちました。
- Zoomに比べて、音声にちょっとラグがある印象が強い
- ブレイクアウトルーム機能に類する機能がやっぱり欲しい
- チャットはZoomより使いやすいので、プログラムコードのサンプルを送ったりは便利
グループワークをオンライン上で実施しないのであれば、Microsoft Teamsでも充分に機能するかな、という印象です。回線の品質や速度がもう少し改善するとうれしいですかね。
まとめ
Withコロナの世界では、社員教育や育成をどのように実施するかが悩みどころですね。
集合研修も、ビジネスモデルを再構築する時が来ているのかもしれません。