2019年の補助金動向ニュースが公開
FYSコンサルティングで資金調達・補助金・財務支援を担当しているので、補助金の動向は気になるところです。
2019年も、2018年と同様の補助金の募集が見込まれます
先日、日刊工業新聞より、来年2019年の補助金の動向が公開されていました。
これによると、今年募集された3つの補助金
- ものづくり補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- IT導入補助金
を一つのパッケージ化して予算を確保し、新たに『生産性特別補助金』と名前を付けたようです。
みんなが一番気になる補助金「ものづくり補助金」、来年は一般型と小規模型が中心になりそうです。
しかし、気になる予算額。
3つの補助金で総額1000億円であるとすると、今年基準ではものづくり補助金1000億円、IT導入補助金500億円、小規模事業者持続化補助金120億円に比較してもちょっと見劣りしてしまいますね。
申請すればほぼ採択可能なIT導入補助金もあり、ものづくり補助金の採択率も持続化補助金の採択率も例年に比べて高かった今年を基準に考えてしまうと、来年は少々厳しいかもしれません。
2019年の補助金に備えて、今からできることもある
例年通りであれば、今から準備をすることは可能です。
というより、ゆとりをもって申請するためにも、今から準備をしておきたいです。
何が準備できるのか?というところでは、詳細はいずれ別記事にしようと思いますが、下記のものがあります。
- 設備投資計画、来年度予算計画を策定し、投資予算を確保する
- 補助金の申請に加点となる可能性がある認定を取得しておく
- 経営力向上計画
- 経営革新計画
- 先端設備等導入計画
申請を考える経営者の皆さまは、ぜひ事前に準備を進めてくださいね。