【2021年公募開始】小規模事業者持続化補助金の『低感染リスク型ビジネス枠』が開始
毎年人気の小規模事業者持続化補助金。2020年はコロナ特別対応型が別枠で公募されましたが、2021年も『低感染リスク型ビジネス枠』と名を変えて特別枠が公募されます。
2021年3月31日に公募が開始された低感染リスク型ビジネス枠の公募要領について解説します。
本記事のポイント
- 第一回の公募〆切は2021年5月12日予定となっています
- 以降も2か月おき程度の間隔で公募されます
目次
2021年以降の小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の公募要領が公開!
公募要領が公開されています。詳しくは、事務局の公式ページを確認ください。
小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の公募スケジュール
第1回受付締切 | 第2回受付締切 | 第3回受付締切 | 第4回受付 | 第5回受付 | 第6回受付締切 | |
申請締切 | 2021年5月12日 | 2021年7月7日 | 2021年9月8日 | 2021年11月10日 | 2022年1月12日 | 2022年3月9日 |
採択結果公表 | *未定 | *未定 | *未定 | *未定 | *未定 | *未定 |
補助事業の実施期間 | 交付決定通知受領後から |
次回は5月12日電子申請〆切となっています。
小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>の一般型との違いは?
- Jグランツによる電子申請のみの申請
- 2020年であった「事業再開枠」は「感染防止対策費」として類似の仕組みが存在する
- 補助額100万円、補助率3/4
- 展示会出展費はオンライン展示会のみ
- 低感染リスク型ビジネスのための事業では無い経費(通常の会社公式HPなど)は対象外となる
- 2021年1月8日以降の契約・発注に遡及適用が可能
最も注意すべき点は、補助対象となる経費に条件が追加されている点です。以下の要件を全て満たす必要があります。
Ⅰ.補助対象経費の全額が対人接触機会の減少に資する取組であること
Ⅱ.使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
Ⅲ.原則、交付決定日以降に発生し対象期間中に支払が完了した経費
Ⅳ.証拠資料等によって支払金額が確認できる経費
Ⅴ.申請する補助対象経費については具体的かつ数量等が明確になっていること
2021年の小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>のまとめ
元々出ていた情報から大きな変更は無いかと感じていますが、経費の条件がある以上、一般型と低感染リスク型ビジネス枠とどちらで申請するか、しっかりと考えて取り組む必要があります。
また、電子申請が必須になっていますので、GビズIDの準備も進めておきましょう。