働き方改革を宣言すると奨励金?再び!(東京都)
こんにちは、ITで働き方改革を推進する中小企業診断士の高仲です。
今年も、東京都において働き方改革を奨励する支援制度が実施されます。
昨年は、抽選ではあったものの、働き方改革を宣言することで30万円が支給されるという、ハードルの低さも相まって、周囲をざわつかせた支援制度です。
これを機に、就業規則の策定・見直しや、働き方に関する制度の整備を検討してみてはいかがでしょうか。
働き方改革を宣言すると奨励金を貰える制度 再び!
東京都において、昨年も実施された「働き方改革宣言奨励金」が今年も公募されています。
公式のページも設立されています。
制度の概要は、このような形です。
(引用元:東京都のサイト)
対象者
都内で事業を営む、常時雇用する労働者を2人以上、かつ6ヶ月以上継続して雇用している法人、及び個人事業主。
その他、就業規則を作成している等の条件もありますが、個人事業主も対象になるので、かなり幅広い範囲の事業者が対象になりそうです。
実施手順
ざっくりと、事業者の手順を書くと下記の感じです。
エントリー時に申し込み多数の場合は、「抽選」らしいです。ただし、全6回で計1000社なので、比較的チャンスは多いのではないでしょうか。
実施事業概要
働き方改革宣言事業 (奨励金30万円)
雇用する正社員の働き方・休み方について、次の1から4のすべての取組事項を実施する。
- 問題点抽出
- 原因分析
- 目標・取組内容設定
- 社内周知
この取り組みについては、中小企業診断士として支援する場もありますね。いずれは、健康経営アドバイザー資格とも関わってくるのでしょうか。
制度整備事業
【働き方の改善】または【休み方の改善】に定める制度について労使協定を締結し、制度内容を就業規則等に明文化する。
働き方の改善 | 休み方の改善 |
---|---|
フレックスタイム制度 | 業務繁閑に応じた休業日の設定 |
短時間勤務制度 | 年次有給休暇の計画的付与制度 |
テレワーク制度 | 記念日等年次有給休暇制度 |
在宅勤務制度 | 時間単位での年次有給休暇制度 |
勤務間インターバル制度 | 連続休暇制度 |
朝型の働き方 | リフレッシュ等休暇制度 |
週休3日制度 | 育児・子育て・介護等目的休暇制度 |
こちらは社会保険労務士の専門領域です。最近はプロフェッショナルな社労士の方と協力関係にありますので、こちらもサポート致します。